胡蝶蘭について

Q 水やりはどのくらいの頻度でしたらいいですか?
A 1週間~10日に1度くらいです。
水をあげる目安は、鉢植えの表面を指で押して水苔の表面全体が完全に乾いてからです。
季節や温度にもよりますが1週間~10日に1度、株の根元にコップ1杯のお水を与えます。
1株ごとに与えてください。3株あったら×3ということです。(株の大きさに合せてお水の量は減らしてください。)
胡蝶蘭に負担がかからないよう、常温に近い温度のお水がいいです。
水をあげた後は、鉢の底から水が出るようであれば、しっかり水切りをして受け皿の水はそのままにせず捨ててください。

Q 肥料は必要ですか?
A 花が咲いているときは肥料はあげなくて大丈夫です。
胡蝶蘭をそのまま栽培しても1ヶ月程度は楽しむ事が出来ます。そのため花が咲いているときは肥料はあげなくて大丈夫です。
また肥料は、悪い状態を良くすることはできません。良い状態をさらに良くする為のものです。
あげ過ぎはよくないので、ご使用方法を確認していただき適量をあげるようにしましょう。

Q 花が枯れてしまったのですが、どうしたらいいですか?
A 胡蝶蘭はまた花を咲かせてくれます。
花が落ちててしまった胡蝶蘭。
「これで楽しみは終わり」と思っていませんか?
それではもったいない! 胡蝶蘭はお花が散ってしまっても、きちんと手当をしてあげれば、何度でも茎が伸びてきて、お花を楽しむことができる生命力の強い植物なんです。
ぜひ会社やご家庭でも花が落ちたからといって処分せず、次のお花を咲かせる準備をしてみてください。

Q 胡蝶蘭も植替えが必要ですか?
A 胡蝶蘭も数年に1度の植替えがおすすめです。
日本の夏は原産地の環境にとても近いです。胡蝶蘭が根を張り苗が成長する時期になります。そのため春の植替えをおすすめしています。

Q 葉っぱが黒くなってきたのですが、大丈夫ですか?
A 「炭そ病」の可能性があります。
実際に株を見てみないと分かりませんが、葉が黒くなる症状が出る病気として「炭そ病」が挙げられます。

Q 葉っぱが黄色くなってきたのですが、大丈夫ですか?
A 「軟腐病」の可能性があります。
実際に株を見てみないと分かりませんが、葉が黄色くなる症状が出る病気として「軟腐病」が挙げられます。

Q どんなところに置いたらいいですか?
A 人が心地よい環境が胡蝶蘭にとってもベストです。
胡蝶蘭は、熱帯のジャングルの高い木に着生して生育します。原産地の環境に近づけることがポイントです。
そのため、日当たりの良い風通しの良い場所を選ぶようにしましょう。
また、直射日光に当たると葉っぱが焼けて枯れてしまうので、窓際に置く際はレースのカーテン越しに日光を充分にあてましょう。

Q 東北で冬はとても寒くなります。どのように管理したらいいですか?
A 通常、人が生活している室内の気温、湿度であれば大丈夫かと思います。
夜間に冷え込む場所であれば部屋の中央に移動しダンボールや毛布、もしくは新聞紙などで鉢を覆って温度を一定に保ってあげてください。寒いとお花が凍傷になる恐れがありますので気をつけてください。

 Q 胡蝶蘭の寿命はどのくらいですか?
A 50年と言われています。
通常、満開になってから最後の花が落ちるまで1~3ヶ月ほどお楽しみいただけます。最初の花はそれで終わってしまいますが、根腐れしたり病気にならず、株が元気な状態であれば、何度も花を咲かせ、その寿命は50年とも言われています。
そして、一般のご家庭での平均寿命は10年程度と言われています。
ぜひ花が散っても、大事に育ててみてください。

Q 大きな胡蝶蘭と小さな胡蝶蘭では花持ちは違いますか?
A 大きさによって花持ちが大きく違うということはありません。
大きさによって花持ちが大きく違うということはありませんが、品種により違うことはございます。